背景を描けない”絵描き”
さて,今日はアニメ・コミック文化関係の話をしましょうか。
昨今「萌え」の名のもとにおける記号の反復が横行する世の中ですが,全国1千万人のヲタクの皆様方は如何にお過ごしでしょうか。
以前から思っていたことなんですが,ふとイノセンスの公式サイトの中にある押井さんのコラムを読んで,押井さんも同じように感じているんだなぁと思ったんです。
タイトルにもあるんですが,最近目にかける”絵描き”ってこんな人ばっかりです。人物画は描けても背景画はさっぱり,あげくには開き直って背景を描こうともしない絵描きが多いんですね。
まぁ無理もないんです。人物を描くという事と背景を描くという事で,求められている技能が全然違うんですし。ただ,背景を描くアプローチがきちんと工学・建築学的に理論だって成立していれば,それを人物に適用することで人物画をも描くことが出来るわけですね。
その辺の差が「デッサン力」になって現れてくるわけですが。
なんで,おいらから言わせれば背景を描けない絵描きって,本物の絵描きじゃないんです。そんな偉そうなこと言っているおいらは,バリバリの工学系大学生のときに数ヶ月程度真面目に絵の勉強をした程度の人間なんですが。
いや,当時のおいらって何かがとり憑いてたんですよ。今では絵・特に人物画を描くなんてとても恥ずかしくて出来ません。単に人の3倍シャイなだけなんですが,その代わりに文章を書くことは日常生活や仕事で嫌という程やらされているので,もうシャイな感覚が麻痺してしまっているだけなんです。
[追記] この話の続きを掲載しています。
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